院長ごあいさつ

 平成22年度が始まりました。平成22年4月1日現在、当院は病床数521床(一般388床、亜急性期20床、精神103床、結核6床、感染4床)、医師81名(初期臨床研修医15名含む)、総職員数743名(委託職員を含むと848名)の陣容となります。

 昨年からの当院の主な変更点を申しますと、昨年4月にはDPC対象病院となり(DPC係数1.2559、直近の診療報酬改定で1.3210へUPする見込み)、診療内容が出来高払いから包括払いへと大きく変化しました。一般病床の平均在院日数は12〜14日と短縮し、ベット稼働率は80%を切るようになりました。そのため従来は、病々・病診連携により急性期を脱した患者さんは他院での治療をお願いして参りましたが、市民の皆さんの強い要望や地域内に担当する医療機関が不足していることから、当院自体に亜急性期病床を15床増設し20床として、在宅復帰を支援する体制を整えました。また、昨年10月には放射線治療科を開設し、札幌,旭川間唯一のがん診療連携拠点病院としての機能を充実するとともに、病院の診療内容・実績を紹介するパンフレットを作成し、関係機関へ配布しました。
 本年4月からは救命救急専門医2名が着任し救急科を新設、当地域での新たな救急診療体制が始まります。また総合内科を開設し、高度専門性が要求される拠点病院内でのGeneral Physician(いわゆるHospitalist)としての役割や、遠隔地などでの地域医療の担い手となるプライマリーケア医の養成に取り組むことに致しました。
 本年3月には病院機能評価(Ver.6)受審を終え、精神科では認知症センターとしての認可、13:1看護体制への変更が計画されており、実に多くの診療内容の変更・改善が進んでいます。
 更に本年8月には建設中の新病院本館が完成し、10月末に開院、移転する予定になっています。新病院では電子カルテを運用し、最新の医療機器を装備して飛躍的に診療機能を高める一方、アメニティー、災害対策などにも配慮しています。病院内の様々な職種で専門性を高めた有資格認定者の育成に努め、研修医達が生き生きと活躍できる病院、職員相互の融和が生まれ、モチベーション高く、患者さんの立場に立った安心で心細やかな医療の実践を目指しています。

 「病院を核とした街づくり」構想に基づき、一歩一歩着実に成果を挙げ、皆様のご期待に応えられるよう職員一同心を合わせて頑張っているところです。
 この間の皆様からの暖かいご支援に感謝申し上げ、新年度、新病院開院を迎えるにあたってのご挨拶とさせていただきます。



        
    平成22年4月

        砂川市立病院長 小熊 豊


病院理念
    良質の医療、心かよう安心と信頼の医療を提供する病院

    地域に根ざし、地域に愛され、貢献する病院

基本方針
   1.患者さんの人権を尊重し、患者さん本位の人間性あふれる医療を
    展開します。
   2.事実に基づき、安全で効果的な質の高い医療を実践します。
   3.地域センター病院として快適で機能的な診療体制を保持し、高度
    医療、救急医療を中心に地域医療の充実を図ります。
   4.教育研修機関として人材を育成し、医学の進歩とともに発展、
    成長する機能を果たします。
   5.地域の保健・医療・福祉と連携し、自治体病院としての倫理・
    公共性を発揮して地域に貢献します。
   6.合理的で健全な経営を推進し、職員一人ひとりが働き甲斐のある
    環境を整備します。

職員のモットー
    誠実 ・ 信頼 ・ 的確 ・ 発展

研修理念
 全職員が研修医の指導者であることを自覚し、相互に高め合うことで医療の質を向上させていく研修病院地域住民に育てられた研修医が地域に貢献する研修病院

臨床倫理方針
 患者さんを中心とした最適な医療を提供するために、砂川市立病院の職員は、本方針に基づいて行動します。
1.患者さんの権利を尊重し、公平、公正かつ質の高い医療を提供します。
2.医療内容や必要な事項について、分かりやすい言葉で丁寧に説明します。
3.患者さんに有益な医療を提供します。
4.守秘義務と個人情報の保護を徹底します。
5.関係法令等を守するとともに、院内各種委員会での審議結果に従った医療を提供します。

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    砂川市立病院名誉院長 南須原 浩一
                                  花のアニメーション 名誉院長プロフィール