リハビリテーション科

部門紹介

リハビリテーション科
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当リハビリテーション科は、病気や事故によって引き起こされた障がい(例:運動麻痺、筋力低下、関節拘縮、高次脳機能障がいなど)を速やかに克服し、患者さんの質の高い生活(QOL向上)を営むことができるように、急性期総合病院のほぼ全ての診療科に対してICU、HCUからの早期リハビリテーションを行っております。
理学療法、作業療法、言語聴覚療法の各部門では、残存機能を活用しながら、損傷を受けた機能に対して、関節可動域運動、筋力増強運動、体力増強運動、協調性改善運動、構音練習、摂食嚥下練習、日常生活動作練習(起居動作・起立歩行・上肢巧緻動作など)、車椅子や装具の処方、生活環境整備のアドバイスなどを行い、生活復帰に向けた診療を進めています。
①リハビリテーション科スタッフ数(令和5年4月時点)
  • 身障部門:理学療法士17名 作業療法士7名 言語聴覚士3名 
  • 精神部門:作業療法士2名             計29名
②リハビリテーション依頼分布(入院・外来)

令和4年度 
  脳血管疾患リハビリテーション   41%
  運動器疾患リハビリテーション 26%
  廃用症候群リハビリテーション 11%
  心大血管リハビリテーション  10%
  その他(がん、呼吸器)    10%

③理学療法とは
病気、けが、高齢、障害などによって運動機能が低下した状態にある人々に対し、運動機能の維持・改善を目的に運動、温熱、電気、水、光線などの物理的手段を用いて行われる治療法です。(日本理学療法士協会HP)
 
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④作業療法とは
食べたり、着替えたり、入浴したり、家族や仕事、余暇活動や地域活動など、日常の生活すべての活動を「作業」と呼んでいます。
日頃みなさんが行っている作業に着目して、その人なりの、その人らしい生活の再獲得を目指しリハビリテーションを実施します。(北海道作業療法士協会HP)
 
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⑤言語聴覚士とは

日常生活を送る上で欠かすことのできない、聞こえやことばの障害、嚥下障害を対象とし、障害のある方がより良い生活を送ることが出来るように支援します。(日本言語聴覚士協会HPより抜粋)

 
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⑥地域包括ケア病棟

専従の理学療法士、作業療法士を配置し介護が必要な状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることが出来るよう、自宅退院を目指しリハビリを行います。

⑦リハビリテーション科医

当院リハビリテーション科医師、旭川医科大学リハビリテーション科出張医と連携し、リハビリテーションの専門性向上を図ります。

⑧リハビリテーション関連認定

認定作業療法士

認定理学療法士(脳卒中・循環)

呼吸療法認定士

認知症ケア専門士

心臓リハビリテーション指導士

がんのリハビリテーション認定

作業療法臨床実習指導施設認定

LSVT(BIG/LOUD)認定

⑨養成校からの臨床実習受け入れを行っています。(令和元年度実績)

理学療法士 年間5名

作業療法士 年間6名

言語聴覚士 年間2名

⑩訪問リハビリテーション

当院訪問看護ステーションよつばと連携し、2019年より訪問でのリハビリテーションを提供しています。