先輩研修医からのメッセージ

先輩研修医からのメッセージ
渡邉 直哉(札幌医科大学卒)

 砂川市立病院研修医2年目の渡邉直哉です。私が当院で研修を考えた理由は、①研修医の雰囲気が良かったこと ②救急外来を主体的に学べることが大きかったです。


 学生時代に見学に来た際も当時の研修医の方々は非常に勉強熱心で、研修医同士でディスカッションされていました。日中の業務終了後には研修医同士や上級医の先生などと一緒に飲みに行ったり、メリハリのある研修生活をされており、砂川で2年間研修すれば充実した研修になるだろうと感じていました。
 また、当院の救急外来では研修医が主体となって診察・検査などを行います。1年目のうちから先輩方のように上手く診察・マネジメントできるか不安ではありましたが、自分をこの環境に置けば、周りに揉まれて成長できるのではないかと思い当院での研修を希望しました。


 コロナウイルスの流行により飲み会がないのが残念ですが、日々の業務や当直、自己学習など充実した日々です。


 2年目になり、各ローテーション科や救急外来で働く中でも日々新たな発見があり成長を実感しているところです。優秀な後輩達の成長スピードは著しく、後輩の意見にハッとさせられるときもあり、研修医を卒業し一人前の医師になるにはまだまだ努力が必要と実感しております。


 当院での研修を考えている学生さんも一度見学に来て、当院の雰囲気を感じてみてください。充実した2年間をおくれると思います。

北藤 健則(旭川医科大学卒)

砂川について

 

私が初期研修先を砂川に選んだ理由は、
・しっかり挨拶する職場のため雰囲気が良い。
・中空知の中核病院であり、様々な症例を経験できる。
・少なくとも研修医で経験すべき症例はすべて網羅できると思った。
・当直・日直の症例に関して様々な先生からのフォローアップがある。
・専門科がそろっているからいつでも相談ができる環境にある。
・設備・専門性の高いスタッフも整っているため、様々な経験を積むことができる。
・福利厚生しっかりしている。(ちゃんとした対価がもらえる)
などである。

 

砂川に住んでみて感じたこと
・自然が豊かで空気がきれい。
・スーパーの食べ物が美味しい。
・良くも悪くも雪の量が非常に多い。ウィンタースポーツが楽しめる場所も近くにある。
・札幌まで40分(特急で)と結構近い。旭川もそれぐらいで着く。

 

砂川市立病院の研修は決して楽ではないが、だからこそ他では得られないものが沢山ある。
是非興味がある方は一度見学にきて砂川の良いところを見ていって欲しいです。

新田 健一朗(札幌医科大学卒)

 これを読んで下さっているのは、当院での初期臨床研修に少しでも興味を持って下さっている学生の方々が多いと考えておりますので、そのような方々の需要に少しでもお応えできたらと筆を走らせております。

 

 現代は、様々なサイトで勤務体制や給与、病院の科や規模などの情報は充実していることと思います。また、そのような内容は人それぞれ好みがわかれたり、感じ方が違うと思いますので、私からは実際に働いてみて学生の頃には実感することのなかった当院の強みについて書きたいと思います。

 

 まず1つ目は、多くの患者さんの治療等の経過を近くで見(診)続けられることです。当院は中空知地区の中核病院であり、この地区の多くの患者さんが当院への受診歴を持っています。そして、救急搬送→入院、治療も多くは当院で完結して行います。そのため、一連の経過をカルテ上ではもちろん、優しい先生方に教えていただいたり、場合によっては自分で診療していったりと、近い距離感で見(診)ていくことができます。初療だけ行い転院し、その後の詳しい経過はわからないなどといったケースは少ないように思います。これは医師のかけ出しとして、幅広い勉強・経験が望まれる初期研修医にとって素晴らしい環境だと思っております。


 2つ目は、パラメディカルのレベルの高さです。自分自身はまだ1年目ですので他の病院についてはほとんど知らず、実際に働いたことはありませんが、上級医の先生方がよく当院のパラメディカルのレベルの高さを口にしております。まだまだ右も左もほとんどわからない初期研修医にとって、パラメディカルの方々が頼もしいことは、働きやすく非常に勉強になります。病棟では様々なことを看護師さんに教えていただき、薬剤の小さな疑問も薬剤師さんに教えていただき、社会調整の様子をソーシャルワーカーさんに教えていただき…etc 救急外来では看護師さん方が我々をサポートしつつ迅速に動いて下さり、放射線技師さんは画像読影のサポートをして下さったり、検査科の方は検査結果の注意すべきことを迅速に連絡下さったり…etc パラメディカルの方々のおかげさまで、日々成長させていただいていると感じます。

 

 百聞は一見に如かず、百見は一考に如かず…と言いますが、まずは見なければわからないと思いますので、少しでも興味を持って下さった方がいましたら、ぜひ見学にいらしてください。

 

 お待ちしております。

毛糠 稔貴(札幌医科大学卒)

 私は協力型(たすきがけ)で研修をしております。
 もともと当院は第1志望ではありませんでしたが、現在は砂川市立病院で研修ができてありがたい限りだと実感しています。

 

 現時点での当院の初期研修の魅力は症例の豊富さと研修医のサポート体制が充実していること、救急外来を受診する患者さんのファーストタッチは基本的に初期研修医が行えるようになっていることだと思います。

 

 いわゆる初期研修が経験すべき症候や症例は1年目でほぼ網羅できましたし、各科の先生方のレクチャーや院外の著名な先生方の講演会も定期的に開催してくださります。救急外来で経験した症例のフィードバックが迅速ですし、研修中に困ったことがあればすぐに相談できます。
 救急外来の当直業務を初期研修医が担当するということを恥ずかしながら入職してから知り、不安もありましたが、当直の上級医の先生や2年目の先生、看護師さんなどスタッフの皆様のサポート・助言を頂きながら、なんとか頑張れています。平時の各科ローテーションに加え、救急外来でウォークインから救急車まで幅広い症例を主体的に経験できる病院はあまり聞いたことがありません。

 

 もちろん、素晴らしい初期研修病院は当院以外にも数多くありますし、私はどちらかというと「どこで働くかより、どうやって働くか」が充実した研修のポイントだと考えています。その上で、楽しいことばかりではないかもしれませんが、砂川市立病院は皆さんの初期研修を充実させる可能性を上げてくれる病院だと今は強く思います。

 

 この駄文をお読みになっているのは、ちょっとは当院での研修に関心がある方だと思いますので、是非お時間の許すときに見学にお越し下さい。