先輩研修医からのメッセージ

先輩研修医からのメッセージ
東 陸(帝京大学卒)

 こんにちは。砂川市立病院、研修医一年目の東 陸と申します。

 当院の長所、短所、雰囲気などは同期や先輩方にお任せして、当院を迷っている方へ砂川の後押しをしたいと思います。

 

「砂川市立病院はハイパー病院だから体力に自信ないなー。。。」

 大丈夫です!僕はあなた方より体力ないです(笑)休日は家で映画みたりゲームしたりだらだら過ごし、部活も全然でしたが元気にやってます。回る科によりますが平均18時頃には帰宅できます。当直回数は多く見えるかもしれませんし、最初はとても大変です。しかし半年もするとちょうどいいくらいに感じられますし、当直明けは早く帰れます。実際に見学に来るとそこまでハイパーではないと感じられると思います。

 

「意識高い人が行く病院でしょ?」

 同期はみんな意識高いです!かくいう自分の学生時代はテスト直前からテスト勉強始める、授業では集中力が続かない問題児でした(笑)そんな自分ですが周りは意識高い人ばかりです。結果自分もまわりに置いて行かれないよう必死に勉強しています。環境って大事ですね。学生時代は不真面目だったけど研修は頑張りたいという方も砂川を是非!

 

 砂川での研修8か月終わりましたが砂川を選んで正解だったと思っています。是非一度見学にきてください。

大田 光貴(北海道大学卒)

 当院臨床研修について調べていただきましてありがとうございます。簡単にではありますが当院の研修について私が日々感じていることに関してお伝えしたいと思います。

 まず当院は地域の中核病院であり砂川市のみならず周辺地域からも救急患者の受け入れを行なっております。そのためwalk-inでの軽症患者から救急車で搬送される重症患者まで幅広い症例を経験することが可能です。主に研修医がfirst touchをして問診-検査-帰宅可能の判断を中心となって行なっていくため、責任は重大ですがその分、日々の救急外来で学びを深められているように感じます。また診療に対するfeed backも副院長の木村先生が行ってくださり、その疾患に対する周辺知識であったり、診断への異なったアプローチの仕方を提示してくださります。またその他の科の先生も気になった症例について尋ねると快くご指導していただけます。

 また地域の特性上、救急外来受診翌日以降も当院でfollowされることが多く、自分の診断や managementが正しかったのかどうか、など経過を追いかけることができる点も当院の利点であると思います。都市部では救急外来受診後の経過を追いかけるのは難しい場合もあるのではないでしょうか。

 他には当院がある中空知地区は北海道の中でも高齢化が進んでいる地域のようです。将来的にはどの地域でもどんどん病院に受診する高齢者の割合は増えてくるとは思いますが、当院はそれに先駆けて高齢者の割合は多くなっていると思います。そのためAdvance Care Planningなど積極的に導入されていたりと、身体的な病気を治療するだけでなく、人生の最期に寄り添う医療を経験することも可能です。その一方で札幌から各科出張医の先生も多くいらっしゃっており、先端の医療に触れることもできます。
 また今年度はレクチャーも多く導入されており、朝や昼にレクチャーがあったり、本州の有名な先生方の講義をZoomを介して行っていただけたりと幅広く様々な知識に触れる機会を設けていただいています。

 札幌から車・電車で1時間程度、平日の仕事終わりにも行こうと思えば札幌に行けるところも良いところであると思います。

 以上、簡単ではございますが当院のご紹介とさせていただきます。道内でも・道外からの学生にも補助金が出るようなのでご見学お待ちしております。

 

片野 瑠生(北海道大学卒)

 砂川市立病院の研修医として9ヶ月程が経ちました。砂川での研修について特に強く感じた魅力2点を挙げさせていただきます。

 1点目は、救急外来での日当直を研修医が主体で行う点です。全科当直でCommon diseaseが多く集まるためプライマリケアのスキルアップにつながります。また、上級医の先生からフィードバックを受けやすい環境であるため、やりっぱなしになってしまわずに専門的意見を聞き正しく成長することができます。

 2点目は、やる気があればあるほど成長できるよう学習環境が充実している点です。例年やる気のある研修医が集まりやすい傾向にあるためか上級医やコメディカル、事務の方が研修医のことを非常に気にかけてくださり、何か希望や質問などあればいつでも相談することができます。毎週開催される朝の勉強会や各科Dr.による昼レクチャーに加え、岸田直樹Dr.の感染症レクチャーや外部の有名講師の先生のレクチャーなどアカデミックの部分も充実しています。

 まず初期研修2年間頑張りたい、とやる気のある人にとってはぴったりの病院だと思います。是非一度見学に来て見てください。お待ちしています。

世戸 凌太(札幌医科大学卒)

 これを見てくれている方々は、砂川市立病院の臨床研修に興味をもってくれている方が多いと思います。ここでは私が学生時代に「砂川で研修をしたい」と思った点について書こうと思います。

 

①急性期から慢性期まで幅広い症例

 当院のようないわゆる「地方の病院」では高齢化の影響もあり、大学病院でみる症例とは特色が大きく異なっています。生活習慣病など多数の既往がある方の入院での長期管理、外来診療などは大学病院にはない特徴かと思います。

 そんな中、当院の特徴でもある救急外来研修では、乳幼児から超高齢者までたくさんの方々を診察し、初診外来でのいろはを学ぶことができます。研修医のうちから、急性期〜慢性期まで幅広い症例を経験できるのは当院の研修の強みかと思います。

 

②上級医によるフォロー

 上記の通り、救急外来研修では幅広い症例を取り扱うため、中には専門的な難しい症例も経験します。そのときに各科の先生方から症例に関するフィードバックをもらう為の、勉強会や症例共有会といった体制が整っています。

 また、感染症コンサルタントの専門家である岸田直樹先生をはじめとして、外部の先生によるレクチャーも定期的に開催されており、勉強するにはこの上ない環境だと思っています。

 

③お金のこと

 私は奨学金を借りて大学に通っていたため、研修病院を選ぶうえで、金銭面は無視できない問題でした。

 個人的には、いち社会人として金銭面も考慮して志望先を選ぶのは悪くないことだと思います。

 

 以上、私が思う砂川での研修の魅力です。

 そして何より、学生時代に見学に来た際に、砂川市立病院の研修医の取り組みの姿勢、考え方に共感し、こういう人たちと働きたいと思ったことが志望したきっかけでした。

・実際に研修を行ってどうか。
・期待通りだった点、期待外れだった点。

など、学生の立場だと気になることはたくさんあると思います。ここには書ききれないので、砂川市立病院での臨床研修に興味を持っていただいた方は是非一度見学に来てください。お待ちしています。

 

中村 春菜(北海道大学卒)

 私が砂川の地で得たものは、「人との出会い」でした。そもそも当院での研修を決めた理由が、先輩方の雰囲気の良さでした。お互いに遠慮することなく意見を述べ合い高め合う先輩方に、4月から本当にたくさんのことを教わりました。知識はもちろんのこと、文献を下さり、美味しいものを下さり、時には自分の意見やアセスメントを求められ、そして夜遅くまで病院で勉強する先輩方の姿に、何度「自分も頑張らなきゃ!!」と思わされたか分かりません。

 そして、そんな雰囲気を求めて集まった同期は、本当に努力家な人たちの集まりでした。ふと休日に病院に立ち寄った時に勉強している同期の姿。翌日には同期の皆にチェックされている救急外来のカルテ。そして、どうしてその検査をしたのか時には問われ、時には褒められ。同期からたくさんの刺激を受け、私は成長しつづけられるのだと感じています。そして、どの科の研修に行っても、本当に指導熱心で尊敬してやまない指導医の先生方に出会えました。

 それはきっと、中空知管内の中核病院として、責任をもって最後の砦として、診療にあたるという当院の雰囲気が影響しているのではないかと感じています。そしてその雰囲気は、医師だけではなく、看護師、薬剤師、検査技師、臨床工学技士など医療従事者の皆さんから感じるものでもあります。だからこそ、患者さんから「砂川市立病院が好き」というように言っていただく機会に度々恵まれているのだと思います。

 こんな恵まれた環境で、学び勉強して、自分を高めたいと思われる人は、きっと当院の研修にあっていると思います。まずは見学から、いつでも一同お待ちしております。

渡邉 直哉(札幌医科大学卒)

 砂川市立病院研修医1年目の渡邉直哉です。私が当院で研修を考えた理由は①研修医の雰囲気が良かったこと②救急外来を主体的に学べることが大きかったです。
 学生時代に見学に来た際も当時の研修医の方々は非常に勉強熱心で、研修医同士でディスカッションされていました。日中の業務終了後には研修医同士や上級医の先生などと一緒に飲みに行ったり、メリハリのある研修生活をされており、砂川で2年間研修すれば充実した研修になるだろうと感じていました。

 また、当院の救急外来では研修医が主体となって診察・検査などを行います。1年目から先輩方のように上手く診察・マネジメントできるか不安ではありましたが、自分をこの環境に置けば、周りに揉まれ成長できるのではないかと思い当院での研修を希望しました。

 4月は右も左も分からなく非常に大変でしたが、努力家で向上心をもった同期や、面倒見の良い2年目の先輩方に助けられ、なんとか研修できていると日々実感しております。コロナウイルスの流行により飲み会がないのが残念ですが、日々の業務や当直、自己学習など充実した日々です。

 当院での研修を考えている学生さんも一度当院の見学に来て、雰囲気を感じてみてください。充実した2年間をおくれると思います。砂川で待っています。