| (1)過去5年間の当科での手術例数 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| (1人の患者さんに複数の手術を同時に行う場合があります。) |
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| (2)現在、クリニカルパスを導入している手術 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ※クリニカルパスについて @腹腔鏡下胆嚢摘出術 ◇予定入院期間 8日間(術後6日間) ただし、必要十分な検査が終了しており、余病のない患者様については入院 期間を3〜4日間まで短縮可能です。 A開腹胆嚢摘出術 ◇予定入院期間 9日間(術後7日間) B胃切除術(胃全摘術を含む) ◇予定入院期間 20日間(術後16日間) Cソケイヘルニア根治術 ◇予定入院期間 5日間(術後4日間) ただし、術後経過次第では、入院期間を2〜3日間まで短縮可能です。 D乳癌手術 ◇予定入院期間 14日間(術後12日間) ただし、術後経過次第では、入院期間の短縮可能です。また、術後化学 療法または放射線療法を行う場合は、入院期間が延長されます。 E結腸、上・中部直腸切除術 ◇予定入院期間 18日間(術後14日間) |
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| (3)当科における診療の内容 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
@甲状腺・副甲状腺疾患 ◇診断 エコー・CTの他、必要に応じてシンチグラフィーを行い、手術適応を慎重に判断し ています。 また、透析患者様に発生する二次性の副甲状腺機能亢進症(高カルシウム血症) の手術も行っています。 ◇手術時の平均在院日数(2004年) 7.0日(7例) 3日〜12日 A乳癌 ◇診断 エコー・穿刺細胞診に加え、2002年より高精度マンモグラフィー(乳房撮影 装置)を導入しており、腫瘤を触知しない早期乳癌の発見率が高まっています。 ◇手術術式 適応を評価のうえ、乳房温存療法を積極的に勧めています。また、温存療 法に必須である術後の放射線治療(リニアック)を当院で行うことが出来ます。 ◇術後化学療法 癌の進行度に応じて、国際的にエビデンスの高い術後化学療法を推奨し、積極的 に通院で行っています(外来化学療法)。 B食道癌 ◇手術適応と判断されない場合、あるいは手術を希望されない場合、化学(抗 癌剤)・放射線(リニアック)療法をひとつの選択肢として選ぶことが出来ます。 C胃癌 ◇早期胃癌の治療法 内科における内視鏡的粘膜切除術(EMR)での治療が困難と判断された 早期胃癌に対して、適応を評価のうえ、外科的胃壁(全層)部分切除術を 行っています。また、胃切除術を選択せざるを得ない場合でも大綱を温存 して、術後腸閉塞の予防に努めています。 ◇進行胃癌の治療法 標準的なリンパ節郭清術(D2)を基本とし、進行度に応じて術後化学療法 を勧めています。 D大腸癌(結腸癌及び直腸癌) ◇直腸癌の術式 出来るだけ肛門を温存するよう努めており、また、排尿障害などをきたさな いように自律神経温存手術を行っています(しかし、癌の進行により自律 神経や肛門の温存が困難な場合があります)。 また進行下部直腸癌に対しては、術前に放射線療法を行うことで術後の生 存率が高まるという報告が欧米を中心に多く出されており、当科でも2003年 より開始しています。 ◇大腸癌手術症例の平均年齢(2004年) 結腸癌 69.5歳(46〜88歳) 直腸癌 73.9歳(49〜90歳) 全体の平均年齢はゆうに70歳を超えており、80歳代での大腸癌手術は全く珍しく ありません。 ◇術後の縫合不全 2004年の大腸癌手術後の縫合不全の発生率は、人工肛門造設及び経肛門 的切除によって腸管吻合を伴わなかった手術(計9例)を除外した52例中1 例(1.9%)でした。 ◇術後の創部感染症 発生率は10〜16%で推移しており、在院日数の延長につながっていますので、い ろいろな方面から低下させる努力を続けています。 ![]() ★国立がんセンター(Yoshihiro Moriya 他,1997年)の論文による進行下部直腸癌(565例)での 5年生存率は70% (ただし側方郭清といわれる広域リンパ節郭清を全例に行っている。) E胆石症 ◇胆嚢摘出術を腹腔鏡下に行った割合(2004年) 総胆管結石症を併発していた例と他の手術中に同時に行った例を除外した 胆嚢摘出術63例中42例 66.7%でした。 ◇腹腔鏡下から開腹胆嚢摘出術への術中転換 42例中3例 7.1% 理由は、いずれも高度の胆のう炎の合併でした。 ◇総胆管結石症の治療 総胆管結石症を併発していても、術前に内視鏡的乳頭切開砕石術(EST) にて胆管結石を除去し、手術としては腹腔鏡下胆嚢摘出術のみを行う例が 増加してきています。 F原発性肝癌 ◇内科的治療(エタノール注入療法及びラジオ波焼灼術)や放射線科的治療 (抗癌剤動注療法)よりも外科的治療が優先される症例について、肝切除術 を行っています。 ![]() ★日本肝癌研究会の集計(1996年)による肝細胞癌肝切除例(13,588例)での5年生存率は42.7% G転移性肝癌(主に大腸癌による) ◇単発あるいは数個以内の症例について、積極的に肝切除術と術後の抗癌 剤動注療法用のリザーバー設置術を勧めています。 H胆道癌(胆嚢癌・胆管癌及び十二指腸乳頭部癌)・膵癌 ◇適応を評価したうえで膵頭十二指腸切除術などの手術を行っています。 また、広汎な肝・膵同時切除術を必要とする可能性のある症例については、 北海道大学第一外科と連携をとり、希望に応じて速やかに紹介しています。 胆 管 癌(上・中・下部) 生 存 曲 線 (1993年ー2002年) ![]() 3年生存率54.1%,5年生存率 36.0%(n=20) ★参考:東京女子医大の報告では、上部胆管癌(n=81):39%, 30%、 中部胆管癌(n=67):27%, 15%、下部胆管癌(n=83):55%, 47%、 (いずれも3年生存率、5年生存率の順) 2002年 ![]() ★膵癌全国登録調査報告(2000年)による浸潤性膵管癌(いわゆる膵癌)の3年生存率は約24% 5年生存率は約13% Iソケイヘルニア ◇現在行っている術式は、補強材として人工材料メッシュを用いるPHS法です。 術後、局所のつっぱり感が少なく、一度に全てのソケイ部のヘルニアを修復 出来る方法です。 J内外痔核 ◇外痔核を併発している例には向きませんが、内痔核と脱肛が主症状である 例には、術後の痛みの軽いPPH法という術式も採用しています。 K緊急手術 ◇急性腹膜炎などの急性腹症及び腹部外傷による緊急手術にも24時間 365日対応しています。 |
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