初期臨床研修

研修プログラムの2つの柱
1. 救命救急センター研修

救命救急センターであらゆる疾患、病態の患者の初期診療の携わります。当院の救命救急センターは、いわゆる「北米型ER」として機能しています。
つまり一次救急から三次救急までのあらゆる患者さんの診療にあたるとともに、一件軽症実は重症の患者さんの診療にあたります。
たくさんのcommom disease患者から二次・三次救急患者までWalk-inの心筋梗塞、大動脈解離など、それに加え、来院する患者は、年間約2,500台の救急車ドク ターヘリ、ドクターカー等で搬入される重症患者まで1年目研修医、2年目研修医、指導医のチームで診療にあたります。ここで培われた経験と臨床能力は将来の進路に関わらず、皆さんの血肉となることを保証します。

 

 

2. ローテーション研修

当院は、内科32週、外科8週、救急科8週、麻酔科4週、小児科4週、産婦人科4週、精神科4週以上、地域医療4週を必修とし、選択科は28周以上としています。
他の病院と比較して内科研修が長いことが特徴です。
また、総合内科医養成研修センターの機能を持ち2年目に8週以上内科研修を必修としています。内科研修は医療の基本であり、皆さんが将来どの科に進んでも内科診療の経験は役に立つと考えます。
そして小児科、産婦人科、精神科が必修となり、救命救急センターで小児科、産婦人科、精神科の患者さんは必ず来院し、この分野の研修が救命救急センターでの診療に必須と考えています。地域医療では、中空知の病院での研修のみならず、北海道立羽幌病院や松前町立松前病院でのプライマリ・ケア研修も取り入れ、地域で 活躍する多くの医療人に接する機会を持っていただきます。

 

循環器内科指導医からひとこと

2ヶ月間でできることは限られていますが、以下を目標に楽しく研修しましょう。

  1. 循環器疾患の患者を通して内科診療を学ぼう
  2. 非循環器医が身につけてほしい最低限の知識を身につけよう。
    具体的には
    1. 問診の重要性を知ろう
    2. 心電図くらい読めるようになろう
    3. ポータブル心エコーを使えるようになろう
  3. 経験目標として
    1. 除細動を経験する
    2. PSVTをATPでとめる
    3. 動脈、静脈穿刺になれようなど

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