CT
CT検査について
CT(ComputedTomography:コンピュータ断層撮影)は、X線を用いて身体の輪切りの画像を撮影します。
検査目的によっては診断しやすくするため、コンピュータで特殊な画像処理を行い、補助的に輪切り以外の画像も作成しています。
装置の寝台の上に横になり、寝台ごと装置の中を移動しながら、色々な部位を撮影します。
必要に応じて造影剤を使用して検査を行います。
装置の紹介
当院では、2023年5月、北海道への導入は初めてのフィリップス社製スペクトラルCTスキャナー「Spectral CT7500」を導入しました。
Spectral CT7500では、2層検出器を有しており常に2つのエネルギーを収集しているため、それぞれのエネルギーで得られた画像を組み合わせることで、これまでよりも多くの情報を得ることができるようになりました。また、開口部が80cmで超高速撮影(胸部から骨盤まで約2秒)が可能であることから幅広い患者さんに低線量で高画質な画像を提供することができるようになりました。
Philips社製 Spectral CT7500 |
Canon社製 Aquilion CXL edition 検出器列数:64列 128スライス |
CT検査の画像
頭部領域
頭部単純CT |
頭部血管造影 |
顔面骨3D |
胸部領域
胸部単純CT(肺野条件) |
胸部血管造影 |
心臓3D |
腹部領域
腹部造影CT(横断面) |
腹部造影CT(縦断面) |
腹部血管3D |