一般撮影

部門紹介

一般撮影
一般撮影とは

放射線部において一般撮影(検査)とは、いわゆるX線(レントゲン)写真を撮影する検査のことです。一般撮影では、胸部や腹部・骨・関節等の撮影がよく行われます。

  • 胸部
    肺の状態や腫瘤・心臓の大きさや形・胸部大動脈・胸部の骨や軟部組織等の観察
  • 腹部
    消化管のガスの状態や太さ・胆嚢や腎臓尿管の結石・臓器や筋肉その他軟部組織の大きさやコントラスト・腹水の有無等の観察
  • 骨・関節
    骨や関節の形や状態・骨折の有無・筋肉や軟部組織等の観察や計測
  • 歯科
    パントモグラフィー、デンタル撮影
    アナログ式歯科用パノラマ断層撮影X線診断装置 モリタ製作所社製
    Veraviewepocs(べラビューエポックス)
    アナログ式口外汎用歯科X線診断装置
    max ix(マックス アイエックス) モリタ製作所社製
使用装置
  • 日立メディコRadnext50(一般撮影装置)※写真(1)
  • 島津製作所RAD speed Pro ※写真(2)
  • オートシステムAS-D1(頭部精密X線撮影装置)※写真(3)
  • 富士フィルムメディカルシステムDR CALNEO


 一般撮影部門では、DR撮影(Digital Radiography)と一部CR撮影(Computed Radiography)で行い、全てデジタル写真としてPACS(放射線医用画像情報システム)に保管しています。DR撮影ではFPD(フラットパネルディテクタ)を用い、大幅な検査時間の短縮を図ることができました。
 回診用ポータブル撮影装置は、軽量移動型デジタルX線撮影装置FUJIFILM DR CALNEO AQRO2台導入し、総重量約90kgとコンパクトな装置でありながら低線量、高画質な撮影が可能となりました。
 頭部精密X線撮影装置では、今まで台に寝て行っていた、脳外科・耳鼻科・形成外科・眼科・麻酔科領域での精密検査が、椅子に座ったままで行うことが可能になりました。

検査における注意事項及びお願い

妊娠している場合やその可能性がある場合は、検査前に申し出て下さい。

X線検査における障害陰影(診断の邪魔になる影)となるものには、アクセサリー類や湿布・エレキバン・カイロ・下着の金具・ファスナー・ボタン・厚手の服・厚手のプリントのある服等があります。撮影部位によって支障のある場合は、衣類を脱いで頂いたり、検査着に着替えてもらう場合があります。