皮膚病の特徴は見える、かゆい、経過が長いです。 そのような悩みを持つ患者さんの力となり、皮膚病が早く治るようにまた患者さんがその皮膚病を担うことができるように願いながら診療に当たっています。
かゆみや痛みや感染に対し内服治療を行います。
病変部を石鹸で洗い、やさしくこすらずに軟膏を付けます(1日2~3回)。
とびひや湿疹などすべての皮膚病は清潔にすると改善します。
イボや円形脱毛症に液体窒素による冷凍凝固を行います。
悪性リンパ腫、ジベルばら色粃糖疹、透析患者さんのかゆみなどに紫外線照射を行います。
激しい皮膚病状や発熱を伴う患者さんには入院治療が必要です。入院により、安静・規則正しい生活と治療が得られ、急性疾患であれば劇的に改善します。
尋常性ざ瘡(にきび)の治療の一環として、保険外診療として行っています。
※新型コロナウイルス感染症の影響により行っておりません。再開は未定です。
体質性の湿疹で、ある年齢が来て自然治癒するまで症状をコントロールします。ステロイド外用剤から保湿剤までの使い分けを指導します。
抗ウィルス剤の内服や点滴を行います。(初期に有効)。
痛みの程度により内服や坐薬の使用、神経ブロックを行います。
後神経痛を残さないために決して冷やさないこと、入浴が有効です。
全身に水疱、びらんが生じる病気で、ステロイド剤や免疫抑制剤の内服、点滴を行います。重症の方にはγグロブリン療法や血漿交換療法も適応となります。
うおのめ、やけど、靴擦れなどから壊疽が発症します。
進行した壊疽は他臓器の塞栓の原因にもなるため患部の切断手術が必要です。
糖尿病の患者さんは毎日足を観察すること(特に趾間をよく観察する)
異常を発見したら早めに医療スタッフに相談することです。
内服や点滴により薬疹の治療を行い、疑わしい原因薬剤のカードを持っていただきます。
すべての薬剤は患者さんの体質、基礎疾患、併用薬剤などにより薬疹の原因となります。
薬疹の出現する前や後に使用した薬剤の記録を持参すると診断の助けになります。
全身性エリテマトーデス、皮膚筋炎、強皮症、シェーグレン症候群などは皮膚症状で初発することが多く皮膚科で診断をつけます。必要に応じて内科を受診していただきます。
良性か悪性か診断し、手術療法(形成外科に依頼)、化学療法、免疫療法、放射線療法などを行います。
次の2疾患は夏季、当地方で数多く見られます。
草むらに入ったり庭仕事をした時に、毛虫の毒針毛が皮膚に刺さり、非常にかゆい丘疹が多発します。
病変部をできるだけこすらないようにして内服、外用を行います。
山に入った時にマダニがヒトにつき、吸血して腫大し発見されます。約10%が有毒ダニで皮膚炎や関節症状,神経症状を生ずることがあります。 刺咬部の外科的切除と適切な抗生剤内服が必要です。 |
![]() ヒトについたマダニ(拡大像) |
★マークは女性医師です
職名 | 部長 |
出身大学 | 札幌医科大学(平成9年卒) |
主な経歴 | NTT東日本札幌病院 |
専門分野 | 皮膚科全般 |
所属学会 | 日本皮膚科学会(皮膚科専門医) |
職名 | 医員 |
主な経歴 | 札幌医科大学付属病院 |
専門分野 | 皮膚科全般 |
所属学会 | 日本皮膚科学会 |
職名 | 医員 |
出身大学 | 昭和大学(令和3年卒) |
主な経歴 | 苫小牧市立病院 |
所属学会 | 日本皮膚科学会 |