ESWL(体外衝撃波結石破砕術)

部門紹介

ESWL(体外衝撃波結石破砕術)
ESWL(体外衝撃波結石破砕術)とは

体の外から、衝撃波を尿路結石に繰り返し当てることで、結石を細かく砕き、破砕された結石を尿中に排出させる治療法です。治療時間は1時間程度で終わり、治療後すぐに日常生活・職場への復帰が可能です。

使用機器
SIEMENS LITHOSKOP
当院では、ドイツ・シーメンス社製高性能体外式衝撃波結石破砕装置(ESWL)を導入しています。当院の装置は、結石破砕能力や音の静かさ、痛みの少なさなどで従来のものより進んだものとなってます。
尿路結石とは

腎臓から尿道に至る尿の通り路にできる結石を尿路結石といいます。生活習慣の変化で年々増えており、男性は女性に比べて罹りやすく比率は、2:1だといわれています。
結石のたまる位置により腎臓、尿管、膀胱、尿道結石に分けられます。尿路結石症で最も問題になるのは尿の通り路のどこかでつまる尿管結石です。
水腎症といって腎臓が腫れ血尿や痛みを伴う状態で、長期間続くと腎の機能がなくなってしまうこともあるため、早期の治療が望まれます。

砕石術を受けられるにあたり

治療前のお食事は、消化管にガス像が発生してしまい結石位置の確認の妨げとなります。
そのため、治療当日の昼食はご遠慮くださいますようご協力お願い致します。