心療内科

診療科紹介

心療内科
概要

当院では、2020年6月より心療内科が新たに稼働しました。
現在は専任の医師1名(日本心身医学会・心療内科学会合同心療内科専門医)が着任しており、総合内科、精神科、看護部、心理士、地域医療連携室などと協力して診療体制を作り上げているところです。
当院の心療内科は、内科をベースとした心身医学に基づく心療内科です。
当科では各種の心理検査を行うとともに、診療の中では症例に適した心理療法(自律訓練法、認知行動療法、森田療法、マインドフルネスなど)を行います。
現在は心療内科専門医の研修施設ではありませんが、いずれ登録することを目標にしています。

心身医学について

心療内科は心身医学の一分野です。心身医学は、大きく言うと「心身症」を診る科です。
心身症とは「身体症状・身体疾患において、その発症や経過に心理社会的因子が密接に関与し、器質的・機能的障害が認められる病態」と定義されます。
つまり、心のあり方が体に強く影響することに着目して、それを心理社会面からアプローチしていこうという試みです。
そのため対象とする疾患はあくまで身体疾患となります。
もちろん、心身医学的アプローチはあらゆる科で行われます。
小児、循環器、歯科、婦人科などでもそれぞれ心身医学的なアプローチが行われています。
その中でも特に内科分野を専門とするのは心療内科です。
心理療法をする内科、それが心療内科なのです。

対象疾患について

上記のように、心療内科では内科分野の心身症を診ます。
消化器系ではIBS(過敏性腸症候群)やFD(機能性ディスペプシア)、呼吸器系では気管支喘息、内分泌系では糖尿病、甲状腺機能低下症(亢進性)、また、内科分野とは少し離れますが、アトピー性皮膚炎や関節リウマチなどを対象にすることもあります。
また、内科の知識を生かして摂食障害やせん妄、精神腫瘍の分野を担うこともあります。
いずれにしても、疾患そのものだけでなく心理面社会面、そして倫理面なども含めて全人的医療を行うのが心療内科です。
当初は紹介のみの診察となりますが、体制が整ったら外来の規模も広げていく予定です。