精神科

診療科紹介

精神科
概要

精神科病床数は80床で、急性期治療病棟(開放20床、閉鎖20床)と高齢者病棟40床(13:1看護 閉鎖)の2病棟の構成。
治療にあたるスタッフは、精神科医師常勤医4名(うち指定医2名)、非常勤医師1名、看護師、准看護師、理学療法士(病棟専従)、作業療法士,精神保健福祉士、臨床心理士、病棟薬剤師です。
 措置入院指定病院、応急指定病院、精神科卒後臨床研修病院、医療観察法指定通院医療機関となっています。また精神科救急システムの輪番病院として機能しています。
※2010年1月より、当外来患者の急増に伴い新患患者については、完全予約制を導入し、お待たせしない質を確保した体制に改めました。

治療について

精神科の治療は、それぞれの疾患でもちろん異なっておりますが、大きく分類して薬物療法、精神療法、作業療法の3本柱で構成されています。

薬物療法

薬物療法として、この数年新しい抗うつ剤や向精神薬が次々と発売され、薬物療法の主流がこれらの薬物にシフトしてきていますが、当院においても積極的にこれらの新薬を採用して治療にあたっています。

精神療法

精神療法とは、一般の方がよく耳にするカウンセリングという言葉と同義と考えられますが、外来においては医師が診察において精神療法を行うほか、臨床心理士もカウンセリングを行っております。

精神作業療法(OT)

精神科OTは、対象者に様々な活動を治療手段として、楽しみながら活動性を高め、心と体の回復を援助します。その中で個人OTは、手工芸、籐細工、絵画や創作活動など、その方の興味のある活動を支援します。集団OTは、カラオケや体操、レクリエーションなど集団で行える活動を実施します。最近は認知症高齢者の作業療法にも積極的に取り組んでいます。また、季節に応じたプログラム(バスレク、クリスマス会)も実施しています。

その他の治療

 その他にも精神科に特有な治療法として、電気けいれん療法がありますが、当院では1990年から修正型電気けいれん療法(無けいれん型)を導入し、麻酔科医による血圧・呼吸管理のもとで筋弛緩薬を用いてけいれんを誘発せずにより安全におこなう方法を取り入れております。 

もの忘れ専門外来による治療と認知症疾患医療センターの運用

 2004年1月より当科・脳神経内科・脳神経外科3科が協働診療による「もの忘れ専門外来」を開設し、かかりつけ医からの紹介を受け、当院にてCT, MRI、SPECTの精密検査をおこない確定診断後、かかりつけ医でフォローしていただく医療連携を図り、かつケアマネージャーを中心として介護保健関係者とも入院時、入院療養中、退院時に情報共有化を図っています。

 認知症疾患医療センターは、平成24年より道より指定を受け、年約500~600名の新患患者の診断、身体合併症や症状悪化の方の入院治療も行っております。また認知症相談担当者の専従配置し医療・介護関係機関との連携を担い、また住民や専門職向けに認知症に関する普及啓発のための研修会等を行っております。

様々な支援の仕組み
退院支援

 精神保健福祉士を中心とした入院患者の退院支援を行っております。入院中からご本人家族と病院・介護施設、介護サービス等を検討します。他、作業療法士、病棟看護師とも共同で退院前、退院後の訪問を行い、スムーズに退院移行できるように支援を行っております。

認知症初期集中支援チーム

 2015年1月に国の「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」に掲げられた「認知症の容態に応じた適時・適切な医療・介護等の提供」を実現するために専門チームが誕生しました。専門チーム員が家族や周囲の人からの訴えを受けて、認知症が疑われる方の家を訪問し、医療や介護サービスにつなぐ支援を行います。認知症疾患医療センターには、砂川市のチーム員と空知中部広域連合のチーム員を配置し支援しております。

精神リエゾンチーム

 当院に入院する患者の精神状態の早期把握および認知症・せん妄患者等とその家族に対する精神科専門医療の提供による症状の緩和および早期回復を推進するために、医師・看護師・精神保健福祉士・薬剤師等の多職種で支援を行っております。

認知症ケアチーム

 認知症による行動・心理症状や意思疎通の困難さが見られ、身体疾患の治療への影響が見込まれる患者に対し、身体疾患の治療への影響を有した多職種が適切に対応することで、認知症症状の悪化を予防し、身体疾患の治療を円滑に受けられるよう、専従看護師を中心に支援を行っております。