アドバンス助産師とは
アドバンス助産師とは、日本助産評価機構によって、助産実践能力を審査され一定の水準に達していることを認証された助産師のことをいいます。日々の助産業務に従事している中で、社会の要請に応じた能力に対応する経験と必要な研修などを受講していること、助産に関する知識や技術がプラッシュアップできているかなどを評価されたものです。
私たち助産師は、妊産褥婦や新生児に対して、良質で安全・安心な助産とケアを提供できるように努めています。
活動内容
当院では、現在『アドバンス助産師』を認証された助産師8名が活躍しています。
砂川市立病院は、中空知で唯一の周産期医療センター病院です。私たちアドバンス助産師は、医師や助産師・看護師と協力しながら周産期ケアを行っています。
安心で安全な出産を頂点とし、妊娠期から育児期を通じてさまざまな活動を行っています。
妊娠期の活動として、助産師外来では超音波エコーを用いて胎児の発育確認と共に、親となる対象の背景をとらえながら個別に保健指導を実施しています。必要時には他職種との連携を行い、包括的支援に結び付けられるように行動しています。
マザークラスでは、参加型クラスとなるようにコミュニケーション能力を発揮し、妊婦の気持ちを引き出しながら、主体的な出産に臨めるように集団指導を行っています。
育児期の活動では、2週間健診や母乳外来を実施しています。退院後も継続支援ができるように、アドバンス助産師が中心となって運営しています。
また、日常の妊産婦ケアを行うと同時に安心で安全な助産ケアを継続的に提供するため、後輩育成にも尽力しています。ケアをともに行う中で伝えることはもちろん、定期的な学習会の開催やスキルアップにつながる研修に誘ったり(食事も楽しみ)しています。
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