看護外来

看護外来
周術期看護外来

 周術期とは、手術が決定した外来から入院、麻酔・手術、術後回復、退院・社会復帰までの一連の期間のことです。
 周術期看護外来では、手術が決定した時点から基礎疾患に伴う術後合併症とその予防方法についてお伝えしています。患者さんの状況に合わせ、術後のご自身の状況を具体的にイメージできるようパンフレット等を用いた説明を行っています。また、周術期に関わる不安や疑問など、ご家族も含めお話を聞き、一緒に解決できるよう取り組んでいます。
 現在は、心臓血管外科で手術を受ける患者さんを中心に介入させていただいていますが、診療科に関わらず希望される場合は、外来受診の際看護師にお気軽にご相談ください。

 外来日:月・水曜日 8:30~16:00(※2021/7~ 月曜日のみ)
 場 所:各診療科外来・入退院支援センター

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担当看護師:集中ケア認定看護師
渡辺 静香(左) 江崎 夕香里(右)

 

緩和ケア看護外来
 「緩和ケア看護外来」では、がんと診断された時からがん患者さんやご家族の苦痛を緩和しながら、どのような治療やケアを受けて日常生活を過ごしていきたいか、本人・ご家族と一緒に話し合い、その人らしく過ごせるようにサポートしております。体や心のつらさ、日常生活の不自由さ、仕事や治療費の相談、ご家族の不安や悩みなど様々な苦痛緩和に対するご相談に対応しております。
 今後の生活でお困りでしたら、気軽にがん相談支援センター窓口までご相談ください。

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緩和ケア認定看護師 森井 佳奈

 

慢性呼吸器疾患看護外来

 慢性呼吸器疾患看護外来では、呼吸困難時の呼吸法や、息切れを軽減し体の負担をかけないようにする日常生活動作の工夫、ライフスタイルに合わせた安全な酸素療法など、COPDや間質性肺炎などの慢性呼吸器疾患の患者さんやそのご家族が日常生活で困っていることや悩んでいることの解決方法を一緒に考えています。
 在宅酸素療法を行う患者さんやご家族には、主治医や酸素供給業者を含む多職種と連携し、在宅や職場でより長く快適に過ごせるようお手伝いをしています。在宅酸素療法は、長期にわたりご自宅で酸素吸入を行う治療法です。酸素を吸うことで、息切れが改善するばかりではなく、増悪を予防して入院回数を減らし、家庭生活や職場への復帰が可能となり、長生きできるという効果が期待できます。
 受診の際、または受診予約日以外の日でも、内科外来にお気軽にご相談ください。

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慢性呼吸器疾患看護認定看護師 能見 真紀子

 

慢性心不全看護外来
 平成26年11月より心臓に疾患を抱えた方を対象に看護外来を開設しました。心疾患とは一生付き合っていかなくてはならない病気がほとんどで、そんな患者様の不安や病気への疑問などの相談に乗り解決できるよう取り組んでいます。
 また、心疾患は癌に続いて入院する患者が多いと言われています。患者様が入院することなく自分らしい生活を自宅で送れるよう、生活における注意点などもお伝えしています。現在は毎週月曜日のみの活動となっていますが、少しでも多くの患者様のお力になれるよう努力していきたいと考えています。
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慢性心不全看護認定看護師 土田 智也

 

助産師外来

 正常な妊娠経過をたどる妊婦さんを対象に、助産師が妊婦健診を行ないます。妊娠中の生活や、出産、育児の事などをゆっくりお話ししてみませんか?
 健診は妊娠週数に応じて医師と交互に予約します。

 日 時:月~金曜日 10:00~12:00 一枠1時間 
 場 所:3階西病棟 産科外来で要予約(医師の許可が必要です)
 (妊娠24週前後に医師の許可があった方が最大4回まで予約できます)

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母乳外来

 産後から卒乳まで、おっぱいや育児の相談をうけてケアさせていただきます。
 母乳で育てたい…うまく吸ってもらえない…そろそろ卒乳・断乳をしようかな…などお困りの際は、お気軽にご相談ください。

 料 金:(保険適用外)3,300円(税込)
 日 時:平日9:00~15:00(完全予約制)※予約は3階西病棟にて電話予約
 持ち物:診察券・母子手帳・汚れてもよいフェイスタオル3枚
                
 また、発熱・痛みなど症状のある場合は、保険適応で医師の診察後に助産師のケアとなります。
 ※乳腺炎重症化予防ケア・指導料算定病院
 ※緊急時は診療日以外や夜間も対応しますが、救急外来受診となるため待ち時間が生じる可能性があります    

 場 所:3階西病棟 

                           

 

フットケア外来

 糖尿病患者さんが足を切断しなければならなくなるきっかけのほとんどが「靴ずれ」です。血糖が高いと小さな傷も治りにくく、「大丈夫」と思っているうちに大きくなってしまうのです。実際に足を切断された患者さんの手記には「気づいた時には壊死している状態だった」「大事なことは常に足に異常がないか確認すること」とあります。
 フットケア外来では専門の研修を終えた看護師が“どう確認するか”をお伝えしています。足に傷のない状態から観察の習慣をつけることが大切なのです。
 不安や関心のある方は是非、フットケア希望と主治医にお伝えください!

【日程】毎週 金曜日 9:00~15:00
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ストーマ外来
 在宅療養されているオストメイドのストーマケアを定期的に行い、ストーマトラブルの早期発見・早期治療へつながるように関わっています。 IMG_9925 (2).JPG