一般名処方と長期収載品の選定療養

部門紹介

一般名処方と長期収載品の選定療養

●一般名処方について

当院では、2024年3月24日より後発品のある薬剤は基本的に一般名で処方致します。

現在の医薬品の商品名を記載した場合と異なり、医薬品の有効成分を記載(一般名で処方)することで、

医薬品の供給不足が生じた場合であっても、必要な医薬品が供給しやすくなります。

(同じ有効成分なら複数のメーカーのお薬が選択可能となります)

●一般名処方される薬剤に関して

当院では、後発品のある薬剤は今後一般名で処方致します。

一般名で処方される薬剤は、厚生労働省から提示されています。

処方箋に記載する一般名処方の標準的な記載(一般名処方マスタ)について(令和7年3月31日まで)|厚生労働省

ロキソプロフェンNa60mg「EMEC」 (商品名で処方)

→【般】ロキソプロフェンNa60mg (一般名で処方)

(一般名処方は【般】の文字が目印)

●一般名処方と商品名処方について

処方箋に記載できる薬の名前には、商品名と一般名の2種類があります。

処方箋に商品名でお薬の名前を記載した場合、調剤薬局ではその銘柄の医薬品しか調剤できません。

例:ロキソニン錠60mg  3錠  3× 毎食後 10日分 と処方箋に記載。

この場合、後発品が存在しても基本的に先発品のロキソニン錠60mgでの調剤となります。

しかし、医薬品には商品名(今回の場合ロキソニン錠60mg)の他、薬の成分の名前を記載することが可能です。

例:ロキソニンの成分、

ロキソプロフェンナトリウム錠60mg  3錠  3× 毎食後 10日分 と処方箋に記載。 

この場合、調剤薬局では 

先発品のロキソニン錠60mg、

後発品のロキソプロフェンNa60mg「各メーカー※」(複数社で製造しています)

先発品、後発品どちらでも調剤が可能となります。

※「トーワ」、「サワイ」など後発メーカー

そのため、処方箋の医薬品名を商品名から一般名に変更することで、医薬品の供給が滞った場合も

患者様へ必要な医薬品が供給しやすくなります。

※先発品で調剤をした場合、後発品との差額(選定療養費)がかかる場合があります。

(長期収載品の選定療養について参照)

一般名処方で記載された処方箋のをお持ちの患者様は調剤薬局で数種類ある後発品もしくは先発品

の中から薬を選択してください。

その際、患者様のご希望を伝えたうえで、調剤薬局の薬剤師から薬の情報と説明を納得するまで受

け、よく相談してから薬を選択してください。

●長期収載品の選定療養について

2024年の診療報酬改定により、2024年10月1日より長期収載品における選定療養の制度が始まりました。 

後発品が存在する医薬品で、特段の理由がなく先発品で調剤した場合、後発品との差額を負担して頂く仕

組みとなっております。詳しくは厚生労働省HPをご参照ください

後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養について|厚生労働省

●一般名処方に関わる更新情報(調剤薬局様へ)

厚生労働省から発表されています一般名マスタを基本に一般名処方を行いますが、混乱を招く恐れのある

以下の薬剤は、一般名処方に規格を記載して処方箋を発行いたします。

厚労省一般名処方マスタと異なる当院採用医薬品の名称対応表(2025年3月現在).pdf